スリランカでもマイクロファイナンスやってます。
マイクロファイナンス(Microfinance)とは?
小規模ビジネス起業や運転資金などのための小口融資。地域住民や志をともにする者がグループをつくり、毎月少額のお金を積み立てる。メンバーのだれかが必要になった時に、積立金を低金利で貸すしくみ。途上国の貧困層の女性向けにはじまったが、現在はDOPや障害分野のNGOを中心に、障害者やその家族をメンバーにしたマイクロファイナンスもみられる。(国際リハビリテーション学,2016)
マイクロファイナンスで一番有名なのは、2006年にノーベル平和賞を受賞したバングラデシュのグラミン銀行。
決して金利は低くない。しかし返済率97%。
もともと、マイクロファイナンス機関への支援は、国際機関や政府系開発銀行等からの公的援助資金で行われていたが、日本でも政府開発援助が年々減らされているように、公的援助資金には限界があったそうな。
そこで、マイクロファイナンス投資ファンドなどマイクロファイナンス投資ビークル(MIV)と言われる仕組みができ、マイクロファイナンスへの新規参入は増えました。
と同時に、マイクロファイナンスが膨大な利益を上げる事業となり、中には悪徳な業者もいるそうです。。
マータラ県のマイクロファイナンス。
今は、マータラ県内の5つの郡(全部で16郡)で試験的に実施中。私たちのムラティヤナ入っておらず。
ここまでの成果はホンダイ(いい)と。社会開発担当のボスより。
この小口融資で、マッシュルームの栽培・販売をしたり、足拭きマットを作って売るような、小さいビジネス始めるのだそう。
障害を持つ人の貧困率は相対的に高いといわれている。
事故・疾病→障害の残存→失職→収入減→貧困
さらに、障がい者の家族も、障害者の介護のために家を空けることができず、収入減になる。
さらにさらに、収入の少ない家庭では、交通費を出せないことや家族の手伝いのために子供が学校に行けない(頻度が低い)。
すると、スリランカは圧倒的な学歴社会であるため、学歴なし=いい職につけない。
就労支援ってめっちゃ大事!
私も何かできるかな~。。。
このマータラのマイクロファイナンスを2年間見守ります。