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Hamuccoのあれやこれやの外部記憶装置

2016年7月から、ボランティア理学療法士としてスリランカで活動中。

障がい者職業訓練センターの見学

 以前書いたもの、続編。

hamucco.hatenablog.com

 

見学に行ってきました。

 

ハンバントタ県にある障がい者職業訓練センター。

10年ほど前にJICAボランティアが入っていたそうです。

 

現在アクティブなクラスは

・ミシン

・電気修理

バイク修理

・製パン

・コンピュータ

・農業

 

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 ミシン。

 

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電気修理。

 

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バイク修理。

 

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農業。

 

 

現在、訓練を受けているのは約60人(ドロップアウトあり)。

全寮制です。

もちろん、授業料、宿泊費は無料。

国の施設です。

期間は2年間で、今いる人たちはこの12月で卒業です。

 

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清潔感のある宿泊棟(男女別)。

 

 

2017年1月から、定員を増やすそうで、

現在、新しい宿泊棟の工事が急ピッチで行われています。

 

というわけで、片道2時間以上かかりますが、1月から巡回先の一つとして正式に追加されました。

行きますね、ハンバントタさん。

何を食べるかより、誰と食べるか

食事って大事。

いつも美味しいもの食べたいって思ってる!

 

しかし、最近食欲がめっきりなく、そしてすぐ疲れる…

 

今まで美味しいと思っていた、大家さんたちがくれるスリランカご飯も全然美味しくない(T_T)

 

日々の活動のことや、不安や悲しみや嫉妬、色々がうずまいて、さらにスリランカの暑さが追い討ちをかける。

 

寝ても寝ても眠い…(>_<)

半日活動して疲労感いっぱい…

 

そんな中で、気づいた。

やっぱりそうだと。

 

食事って

何を食べるかより、誰と食べるか。

 

大好きな人たちとご飯食べると、ちゃんと食べれる。そして何より美味しかった!

 

ご飯を食べて充電しなければ。

まだまだこれから。

 

折り紙教室ーゴミはゴミ箱へ!

平日に子供がオフィスに居たりします。

「学校は?」と聞くと、「今日休み!」と。

 

先生たちのトレーニングプログラムがあってお休みらしいです。

クラスを休みにしてやっちゃうんだね。。。

 

子供を家で見る人がいないとか、置いていくと弟とケンカするとかで、お母さんたちはオフィスに子供を連れてきます。

 

こうやってできると、ワーキングマザーにとってはありがたいだろうなぁ。

 

子供がいる日は結構遊んだりします。

この日は折り紙。



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A4の紙を切って、正方形の折り紙を作るので、周りはゴミだらけ…。

 

ゴミはゴミ箱って、いうのを繰り返し、繰り返し言う。

できたら褒める

繰り返す

 

褒めて伸ばす、報酬系。 

 

最後には定着しました。

ちびっ子たちよ、ゴミはゴミ箱へ!

 

障がい者職業訓練センターの面接

スリランカの南部、ゴール・マータラ・ハンバントタ県の障がい者が、職業訓練を受けることができる施設があります。

 
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・ミシン

・農業

・車の修理

などなど、8コース。修業期間は2年間。

 

施設から担当者が地域に来て、2017年の入所希望者の面接がありました。

定員120に対して400人程の応募があるそうです。

 

施設に入所できるのは、セルフケアができること、かつ、仕事を覚えるポテンシャルがある人が優先。年齢は16歳~35歳。

自分の身の回りのことができない、著しく社会性が低い場合は選考から漏れます。

 
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知的障害の方の面接。

ペグで粗大運動を見たり、絵を見て何をしているところか答えたり、字を書いたり読んだり。

ダウン症が多かった。

 

担当官から、スリランカ障がい者は全体数として減っている、と。

しかし、ダウン症候群を中心とした、知的障がい者が増えているのだそう。

今まで認知されてなかった知的障がい者が知られるようになったから増えたんかな。

あとは、以前に比べて高齢で出産をする女性が増えたのも要因とのこと。

 

ダウン症候群(Down Syndrome: DS)は21トリソミーとも呼ばれる最も頻度の高い染色体異常による疾患。生まれたときから、特徴的な顔貌、筋緊張の低下、関節弛緩性を示す。合併症も先天性心疾患、消化器系疾患、知的障害、視覚・聴覚障害など多岐にわたり、乳児期より粗大おとび微細運動発達が遅延し、認知や言語、社会性がゆっくりと発達する。

日本での発生頻度は1/1000。母親の年齢が高くなるにつれてDS児の生まれる頻度が高く、母親の年齢が45~49歳の場合、出生頻度は1/24と高率。

 

スリランカでも、知的障がい者の就労は、これからの課題。

 

施設は、知的障害だけでなく、身体障害のある方も入所しているそうです。

熱いラブコールをいただいたので、今度見学に行ってきます^^

村の巡回(動機付けとゴール)

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「ミシンはやっぱり踏めないわ」

 

8月末に巡回で行った障がい者の家に2カ月ぶりに再訪(やっと行けた…)。

 

30代女性。

疾患名不明。

対麻痺

肥満傾向。

 

初回訪問時はとにかく運動療法がイヤで、私と目も合わせてくれなかった。

同僚も「彼女はやる気がないの、行かなくていいよ。」

だから再訪の遅れた。。

うつ傾向があるのかとも思った。

8月の上旬から歩けなくなって、100%車いす生活。

彼女のお母さんが役場に来るたびに、娘に運動指導して~と言っていました。

 

何とか、タイミングが合い、再訪叶う。

 

今回の訪問では、彼女はいやな顔一つせずに、運動に取り組む。

前回に比してパフォーマンスも向上している。

お母さんは娘が自主トレ全然しないのって言ってたけど???

こっそりやるタイプなのかも。

 

介助歩行すれば、

前回は、大きいため息ばっかりだったのが、

今回は、私の腕をつかんで満面の笑み。

 

何の変化だろうか?

 

さらに、「私には、ミシンはやっぱり踏めないわ」と。

自分から話すなんて!!

 

そうそう、前回彼女のモチベーションをあげるために、「何か収入に繋がったらいいよね。手が元気だから縫物の仕事なんてどう?あ、ミシンあるじゃん」そんな会話を同僚たちとしたんだ。

 

彼女はマヒの影響で足首の上下運動(底背屈)ができないので、足ふみミシンは難しかった。

 

ただ、何か仕事など、活動をすることに興味を持ち始めているのは確か。

彼女が本当に何かやりたいなら、我々は手を差し伸べなくては。

 

…ということを同僚が感じてくれたらなぁ(-ω-)

 

同僚は理学療法士じゃなくて、ソーシャルワーカーなので、運動指導は難しい。

だからこそ普段は、簡単な評価と単純な運動指導しか私はやらない。

そして、もしかしてもしかして、同僚たちが”自分たちでもできる”と感じてくれたら…。

 

・立ち上がり、歩行などの簡単な運動指導(エンカレッジ)

・環境設定

・目標の確認と共有

・定期的なチェックとアセスメント

 

これをするだけで、村の身体障がい者の2割は変化が出るんじゃないかなぁ。

言うだけは簡単。笑