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青年海外協力隊、JICAボランティア…無駄?

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「公人として…」

 

訓練中によく言われた言葉です。

私の参加する、JICAボランティア事業は、税金で賄われている事業です。

 

ボランティアの訓練費、交通費、手当など税金で賄われています。

それゆえ、「公人」なのです。

 

公人であることを意識するとはどのようなことだろうか?

まず、公人とは、公務員や議員などのように公務についている人を指す言葉です。

 

さて、かの某東京都知事も公費の使い道で問題となっていました。

JICAもボランティア事業について無駄とは言われていないでしょうか?

 

…少なくても、私は無駄があると思っていました。

 

このボランティア事業は、長期のものでさえ任期が2年。

 

違う土地、違う文化、違う言葉。

2年間という期間、何かを成し遂げることは簡単ではないだろうと察します。

ましてや、数値等の目に見える結果を得ること、それを達成しているボランティアは何人いるだろうか?

 

私だって、何ができるかわからない。

でも、人々が少しでも、前よりも幸せだなぁと思ってもらえるように、

活動したい。

 

先日、研修会でお会いした中年の男性の方から言われました。

 

「JICAボランティアって専門性を持って送られてるんじゃないの?この前会った看護師の人は、看護と全然関係ないことをしてたみたいなんだけど、そんなんじゃ意味ないんじゃないかな~」

 

そのボランティアが何をしたかもわからないし、私は間違っているとは思わない。

その人ができることの中で、任地の人々が必要としていることをやったのだから。

専門性を武器に、必要以外のことを押し付けるよりずっといいと思う。

 

ただ、その話を聞いて思ったのは、JICAボランティア事業に疑念を抱いている人もやっぱりいると。

そりゃそうだ。皆の税金ですもの。

 

訓練所での生活では、JICAボランティアのいい所ばかり聞いてきた気がします。

それゆえ、自分が無条件で良いことをしているような感覚になっていたかもしれません。

 

派遣前、今一度はっとした出会いでした。

身が引きしまりました。

 

魚か!!

 

公人として… 

国民の皆様を前に、堂々と活動報告ができるように、日々活動します。