Hamuccoのあれやこれやの外部記憶装置

2016年7月から、ボランティア理学療法士としてスリランカで活動中。

村の巡回(動機付けとゴール)

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「ミシンはやっぱり踏めないわ」

 

8月末に巡回で行った障がい者の家に2カ月ぶりに再訪(やっと行けた…)。

 

30代女性。

疾患名不明。

対麻痺

肥満傾向。

 

初回訪問時はとにかく運動療法がイヤで、私と目も合わせてくれなかった。

同僚も「彼女はやる気がないの、行かなくていいよ。」

だから再訪の遅れた。。

うつ傾向があるのかとも思った。

8月の上旬から歩けなくなって、100%車いす生活。

彼女のお母さんが役場に来るたびに、娘に運動指導して~と言っていました。

 

何とか、タイミングが合い、再訪叶う。

 

今回の訪問では、彼女はいやな顔一つせずに、運動に取り組む。

前回に比してパフォーマンスも向上している。

お母さんは娘が自主トレ全然しないのって言ってたけど???

こっそりやるタイプなのかも。

 

介助歩行すれば、

前回は、大きいため息ばっかりだったのが、

今回は、私の腕をつかんで満面の笑み。

 

何の変化だろうか?

 

さらに、「私には、ミシンはやっぱり踏めないわ」と。

自分から話すなんて!!

 

そうそう、前回彼女のモチベーションをあげるために、「何か収入に繋がったらいいよね。手が元気だから縫物の仕事なんてどう?あ、ミシンあるじゃん」そんな会話を同僚たちとしたんだ。

 

彼女はマヒの影響で足首の上下運動(底背屈)ができないので、足ふみミシンは難しかった。

 

ただ、何か仕事など、活動をすることに興味を持ち始めているのは確か。

彼女が本当に何かやりたいなら、我々は手を差し伸べなくては。

 

…ということを同僚が感じてくれたらなぁ(-ω-)

 

同僚は理学療法士じゃなくて、ソーシャルワーカーなので、運動指導は難しい。

だからこそ普段は、簡単な評価と単純な運動指導しか私はやらない。

そして、もしかしてもしかして、同僚たちが”自分たちでもできる”と感じてくれたら…。

 

・立ち上がり、歩行などの簡単な運動指導(エンカレッジ)

・環境設定

・目標の確認と共有

・定期的なチェックとアセスメント

 

これをするだけで、村の身体障がい者の2割は変化が出るんじゃないかなぁ。

言うだけは簡単。笑