時々行く村の小さな幼稚園。
脳性麻痺の子がお母さんと来ているので、成長を見に行きます。
先生の先制の一撃。笑
「久しぶり~太ったね。」
がびーん。
確かに前きた時よりは太った。
でもほんの1キロ。されど1キロか。。。
最近寝不足だから、顔がむくんでいたのでしょう!(開き直り)
子供の成長
2カ月ぶりくらいに行ったかな。
前よりもつかまり歩きが上手になりました◎
お母さんがとても熱心。
できるようになったことをいっぱい見せてくれるお母さんと先生。
すごいねすごいね!と盛り上げる私。
先生とお片付け。
次は椅子を押す。
すると他の子供たちも椅子を押し始めて、騒音とカオスに(笑)
子供が全部で8人の幼稚園。
去年まではもう一人脳性麻痺の女の子がいましたが、
小学校に進学しました。
話によると、お母さんと一緒に普通学級に行ってるそうです。
今度会いに行かなきゃだな。
さらにもう一つ。村人に連れていかれた幼稚園。
20人以上いる幼稚園です。
先生は2人。
ADHDかなっという感じの落ち着きのない子が一人いて、先生は目を離せません。
先生の話では、「毎年1人は何かしら障がいがある子がいるけど、来ちゃダメとは絶対言わないの」と。
インクルーシブ教育
インクルーシブ教育とは、障害の有無にかかわりなく、適切な配慮を受けながら、誰もが望めば地域の通常学級で学べること。
つまり、「ひとりひとり丁寧に」と「みんなで一緒に学ぶ」の両方を実現する教育。
普通の子供と、障がいのある子供が一緒にいる環境。
世の中、色々な意見はあると思うけど、障害のある子供にとって、普通の子供たちと過ごす時間はたくさんの学びが得られる思う。
そして逆もまたしかり。
スリランカでは「すべての子どもが通常学級で学ぶこと」を重要事項としていて、これはインクルーシブ教育とは言い難い。
今は…インテグレーション教育かな。
同じ環境で学ぶことばかりを推し進めるあまり、支援の必要な子どもに対して、十分なサポートをする体制の準備は不十分だと思います。
それは、ハード面の生活環境、先生の障害に対する理解だったり。
授業をする先生が大変だったり、
保護者からの偏見などなど、
色々な理由によって分けられてしまった普通の子と障害のある子。
すべての子供たちが、住んでいる地域で、それぞれ必要な配慮やサポートを受けながら「みんなで一緒に学ぶ」。
その先にあるのは、「共に生きる社会」であり、すべての人が暮らしやすく、誰もこぼれおちることのない社会なのでしょう。