Hamuccoの外部記憶装置

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青年海外協力隊への道のり①応募の動機

なぜ青年海外協力隊に応募したのか?

そもそも、なぜ途上国に興味を持ったのか

 

私にとって青年海外協力隊は、よく知らないけど名前は聞いたことがある、そんな程度だった。

 

5年前、カナダ滞在1年目に出会った日本人の方が、青年海外協力隊員として森林関係の要請でベトナムへ派遣されていた。もう一人カナダで出会った方は、エイズ予防の要請でアフリカに行きたいと。さらに、元職場の先輩が作業療法士としてタイに派遣されることになった。

おぉーみんなすごいなぁ、かっこいいなぁ。

英語さえまともに話せない私なんてムリムリ。

そもそも興味ないわ。

身近な人たちから協力隊の話を聞いて、憧れはしたものの、やはり自分が行きたいと思うことはなかった。

 

では、きっかけは何か?

 

その約1年後、それはインドネシアからの移民の女性に出会った時だった。当時、私は図書館で行われている無料の英会話教室に参加していた。カナダは移民国家。語学学校では留学生ばかりだが、図書館の英会話教室には世界各国からの移民の方々が参加していて、私は学生じゃない英語学習者と会うことが好きだった。

その時は時事問題についてのフリートークの中だった。

インドネシアの農村部では、家々の生活排水をすぐ近くの湖に流し、子供たちはその生活排水で汚染された湖で遊んでいる。」

ぞっとした。インフラの不足、無知の恐ろしさである。汚染された湖で遊ぶ子どもたちは、細菌感染の危険があるし、環境を破壊している。

 

日本の普通は、世界では特別。

日本の常識は、世界では非常識。

世界をどうにかしなくちゃ。

私にも何かできる(気がする)。

 

ここから発展途上国に興味を持った。

 

このままカナダの大学で学位を取って、大学院へ進むことも考えた。しかし、”その国”に行って、自分の目で現状を確かめたくなった。どうせ行くなら、観光客じゃダメ。住まなくちゃと思い、青年海外協力隊を利用させていただくことに決めた。

 

そんなこんなの経緯があり帰国した。理由はそれだけじゃないけど。笑

 

そして青年海外協力隊の中で、自分を強みを生かせるであろう理学療法士として応募するために、理学療法士として日本社会に復帰し、経験を増やしているわけである。

 

だから、「小さい頃から海外協力隊に憧れていた」とか「世界の貧しい国々の人の役に立ちたい」という動機ではなかった。

 

私が世界を見たいから行く。

 

うん、それだけ。