私は日本を出てよかったと思っています。
何故?
多様な価値観を持つ人々に出会えたから。
一つ。
その国々によって文化、習慣、環境は違います。
その国民の価値観も、私たち日本人とは全く違います。
・カナダでは学校の授業中、先生はコーヒー片手に授業をしていました。
・カナダで銀行に行ったとき、銀行員がリンゴをかじりながら銀行内を歩いていました。
・カナダではスーパーのレジの店員さんが、「ごめん、おなか減ってるの」といってクッキーをつまみながらレジをやってくれました。
日本ではありえない光景ばかりです。
それでも、それがその国の文化。私は新しい価値観を発見したわけです。
もう一つ。
世界で出会う日本人は多様であるということ。
例えば、私はアルバータ大学のあるカナダ・エドモントン市に住んでいました。
そのため、日本からも大学院留学生や研究員が何人かいました。
狭いエドモントン。
学歴は専門学校を卒業という私に、心理学や言語学などの難し~い研究をしている日本人の友人が何人かいました。
日本で理学療法士をしていたら、絶対に出会うことない人々でしょう。
そういった、いわゆる”世界の違う人たち”から学問の興味深い話を聞いたり、他愛のない話をしたことは、新しい発見の連続でした。
だから、世界に出るということは、日本人以外の人々に出会えること、そして日本いたら出会わない、もしくは友達にはならない人と出会えること。この二つは自分自身に大きな影響を与えたのではないかなと思います。
そう…このように好奇心だけで生きているような人間になりました(笑)
日本だけにいると、日本の常識に捉われてしまいがちではありませんか?
もちろん、日本に住む限り、この国の秩序を守ることは大切です。
ただ、新しい出会いから気づくこと、感じることは本当に多いです。
少し、日本から外へ出てみてはいかがでしょうか?
日本から外へ行くことが難しいのであれば、国内でもいいので、新しい場所へ行ってみませんか?