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障がい者職業訓練センターの面接

スリランカの南部、ゴール・マータラ・ハンバントタ県の障がい者が、職業訓練を受けることができる施設があります。

 
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・ミシン

・農業

・車の修理

などなど、8コース。修業期間は2年間。

 

施設から担当者が地域に来て、2017年の入所希望者の面接がありました。

定員120に対して400人程の応募があるそうです。

 

施設に入所できるのは、セルフケアができること、かつ、仕事を覚えるポテンシャルがある人が優先。年齢は16歳~35歳。

自分の身の回りのことができない、著しく社会性が低い場合は選考から漏れます。

 
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知的障害の方の面接。

ペグで粗大運動を見たり、絵を見て何をしているところか答えたり、字を書いたり読んだり。

ダウン症が多かった。

 

担当官から、スリランカ障がい者は全体数として減っている、と。

しかし、ダウン症候群を中心とした、知的障がい者が増えているのだそう。

今まで認知されてなかった知的障がい者が知られるようになったから増えたんかな。

あとは、以前に比べて高齢で出産をする女性が増えたのも要因とのこと。

 

ダウン症候群(Down Syndrome: DS)は21トリソミーとも呼ばれる最も頻度の高い染色体異常による疾患。生まれたときから、特徴的な顔貌、筋緊張の低下、関節弛緩性を示す。合併症も先天性心疾患、消化器系疾患、知的障害、視覚・聴覚障害など多岐にわたり、乳児期より粗大おとび微細運動発達が遅延し、認知や言語、社会性がゆっくりと発達する。

日本での発生頻度は1/1000。母親の年齢が高くなるにつれてDS児の生まれる頻度が高く、母親の年齢が45~49歳の場合、出生頻度は1/24と高率。

 

スリランカでも、知的障がい者の就労は、これからの課題。

 

施設は、知的障害だけでなく、身体障害のある方も入所しているそうです。

熱いラブコールをいただいたので、今度見学に行ってきます^^