Hamuccoの外部記憶装置

日々のいろいろな出来事、思考、学びなどなどくだらないこと搭載中☆

スドゥ ネンダー(白いおばちゃん)

オフィスで席が斜め後ろのお姉ちゃんに「赤ちゃん見に来て~」と誘われたのでお家に行ってきました。

巡回の一部として。笑

 

 
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子供はホントにかわいい~~

イノセント。

 

巡回でも、最近障害児のいるお家によく行きます。

同僚は子供たちに「スドゥ ネンダーが来たよ~」といつも言ってる。

 

スドゥ ネンダーとは私のことです!

スドゥ=白い 

ネンダー=おばちゃん

 

「白い」はスリランカ人に比べたら白いからいいとして、

おばちゃんかぁ…と少し落ち込む。

 

そんな歳になったんだな~しみじみ。

こうやって時々ふいに気づかされるんだよね(-ω-)

 

アルケミスト ‐夢を旅した少年‐

週末コロンボに行ったときにふらっと立ち寄った本屋さん。

 

大好きなアルケミストの作者、パウロ・コエーリョさんの本がずらーっと並んでた。

せっかくなので彼の本を一冊購入。

ちょっと読んだけど、まだ心が躍ってこないなぁ。。うむむ

 

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遥か4年前の2012年、カナダで大学院生のお兄さんにもらった本が「アルケミスト」。

お兄さんは、ティムホートンの常連さんで、よくご飯を与えてくれて、私を中二病呼ばわりし、今はシンガポールにいる。元気かな?

 

当時は、これがしたい、あれもしたい、それもしたい。

しかし、意に反して、思い通りにならない日々。

大学の勉強はやってもやっても追いつかない、お金はない、バイトでくたくた、恋愛もボロボロ。

 

アルケミストを読んで、夢を持つことと、それをどのように、どうしたら実現させられるかを強く考えさせられました。

 

アルケミスト ‐夢を旅した少年‐

著者:パウロ・コエーリョ
内容:羊使いのサンチャゴは、彼を待つ宝が隠されているという夢を信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」少年は、さまざまな出会いと別れの中で、人生の知恵を学んでいく。

 

”私は過去にも未来にも生きていない。私は今だけにしか興味を持っていません”

過去が今を創り、今が未来を創る。過去はもう変えられないのだから、未来を見よう。

すると、必然的に今が大切なのである。生きているのは今!

 

”偶然というものはない”

「偶然」と思った出来事も、それを何らかの「前兆」や「運命」として読み取ることができたならば、世界の見方が変わる。偶然なんてないさ、すべて必然。

 

”おまえが何か望めば、宇宙の全てが協力して、それを実現するように助けてくれる”

自分が強く思いさえすれば、世界の全てはそれを実現させるために動き、「前兆」として様々な形で現れる。「前兆」を見逃さず、それに従うことで、夢の実現に一歩近づいていく。

 

”たとえおまえが心の言うことを聞かなかった振りをしても、それはおまえの中にいつもいて、おまえが人生や世界をどう考えているか、くり返し言い続けるものだ”

本当はやりたいことがあるのに、世間体や将来を気にして、やっていないことがあるとしたら、それは心の中にあり、何度も何度でも、何かのきっかけであなたに問いかけてくる。いつやるの?今でしょってな。

 

”偶然はない”って考えるようになってから、日々の出来事を「前兆」としてとらえるようになったっけ。

コレ最近忘れてた!!

いかんいかん、スリランカに染まりきってはいけない。

あ、スリランカのせいにしちゃった笑。

 

こういう話って、スピリチュアルで嫌いな人は嫌いだと思う。

宗教もそうだけど、何かを信じると心が楽になるんだよね。

人に勧めるつもりもないし、話すつもりもない。

ただの記録、覚え書きです。

 

何回も読んだアルケミスト

今、また読みたい。

村の巡回と脳性麻痺のちびっ子


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カントリーロ~ド この道~ ず~っと~ ゆけば~♪

村の障がい者、障がい児の家を巡回しています。

 

村の中には、なぜここに家を建てた?!という家々がたくさんあります。

崖の上、山の上、森の中。

もっと生活しやすい場所に建てようよ…

といっても、村人には事情があるのしょう。

だいたいはお金である。

 

蛇足であるが、

村のセンサス(ムラティヤナ郡事務所調べ2015)によると、

 

ムラティヤナ地区の村人:計55632人

1カ月当たり6000ルピー以下で生活している村人:3697人

 

1カ月当たり6000ルピー以下とは1日に200ルピー以下で生活する人々。

WHOによる国際貧困ラインは1日当たり1.9ドル(=280ルピー)以下であることから、実際は貧困ライン以下で生活する人々はさらに多い。

 

全く客観的ではないが、同僚らによると、マータラ県の中でムラティヤナ地区は貧困率はやや高いとのこと。

 

さて、巡回の話に戻ります。

村にバスは走っていますが、少ない。村の奥の奥に行くバスは1時間に1本とか。

バスを降りて徒歩20分30分なんてざらにあります。

JICAさん、二輪車に乗らせてくださいぃぃ~と切に願います。

 

1人で行くと必ず迷子になるので、村人に聞きながら助けてもらいながら、何とか目的地に到着します。これカウンターパートが聞いたら怒られるわ。

 

写真の道を進むと、3歳半の脳性麻痺の子供ちゃんの家に辿り着きます。

 


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オン スタンディングテーブル。

 

日本では成人の骨折、脳卒中、高齢者しかみてないので、小児は初めて。

実習も含めて初めて。

とてもとても手探りで、私が勉強させてもらってます。

 

1週間に1回、毎回ちょっとずつ変わってる~

子供ってすごいなぁ。

 

本当は装具があったらなぁって思うけど、いかんせん、そのファシリティがない!

両親は情報を知らない!

私も知らない!

そんな時に救いの一手。カウンターパート。一応ソーシャルワーカー

スリランカにどんなサービスがあるとか紹介してくれます。

 

彼らも全部知っているわけじゃないけど、その必要な情報提供をしてくれるだけでも、彼らの巡回の意味はあるでしょう(あまり行ってない~もっと行こうよ~)。

 

スリランカの医療・福祉事情。

脳性麻痺理学療法リハビリテーション

 

今日も、私が学んでばかりです。