誕生日。
誰しも必ず持っていて、わくわくする日。
なぜ祝うのか。
1年に一回、自分の生まれた日にこの1年で達成したことを振り返り、自分自身を見つめなおす日とする。
-いいんじゃないか。
自分自身がここまで一人で生きてきたわけではなく、家族、友人、その他社会の中の大勢の人に助けられて生きてこれたので、他者に感謝への気持ちを再確認する日である。
-いいんじゃないか。
こんなにこんなに大切な日。
だけど今まで目的が違っていたなと思う。
特別な日だから、みんなでパーティーとか、大好きな人とすごす。
・・・うすっぺらい
一番気になるのはフェイスブックの機能。誕生日をプロフィールに登録しておくと、
その日と誕生日になると右端にお知らせが出てくる。
友達の誕生日を忘れることなくお祝いメッセージが送れて、いい機能だと思っていたけど、
今は疑問を持つ。
そもそもあのお知らせのせいで義務感がでる。お祝いメッセージを送らないと、って。
お知らせが出たから、誕生日であることに気づいてメッセージを送ることは、なんだか寂しい気がしてきた。
大切な人の誕生日を心から祝いたいと思ったら、その人の誕生日を覚えるか、何か自分自身でメモを残すという努力をするべきなのではないか。
SNSがなかった頃は自分で友達の誕生日を手帳に書き残して、その人の誕生日にはケータイからメールを送るということをしていたのに、最近ではそんなことする必要がなくなった。
「フェイスブックでわかるしー」
そんなうすっぺらいお祝いなんていらない…?
いやいや、誕生日問題はまだ議論する余地がある。