日本にいる皆様には非常に申し訳ないですが、時間が余ってます。
だから、色々なことを考えてしまったり、思い出したり。
昨日、ふと元職場の上司の言葉を思い出しました。
「最初の1カ月は何も言わずに、同僚、利用者、施設の様子をよく観察しなさい」
就職して2年目に老健へ異動。
当時は、不服だったけど…早いうちにいい経験をさせてもらえたなぁと今なら思います。
その時に言われました。
いつも思ったことをすぐに口に出してしまうので、そう言ってくれたのかなぁ。
また、当時先輩に患者さんとの関係がうまくいかないと相談すると、
「まず、ラポールの形成が大事なんだよ」とよく言われました。
ラポール(Rapport)?
良好な人間関係を築くためには、コミュニケーションスキルが大切です。
その最も有効なものの1つに、ラポールがあるそうです。
ラポールとは、フランス語で「橋をかける」という意味で、相手と自分との間に心の橋が架かっている状態、すなわち、心が通じ合い、互いに信頼し、相手を受け入れている状態を意味する。
ラポールを築くことができれば、オープンなコミュニケーション(何でも話せる)を行うことができ、お互いに影響し合うことができる。
練習を重ねれば、どんな人とも簡単にラポールを築き、良い人間関係を築けるようになる。
【ラポール形成の4つのステップ】
- 相手をよく観察する
- 相手との共通点を見つける
- 相手の現実に入るだけの思いやりを持つ。相手のこと(考え方、性格など)を否定せずに受け入れる
- 相手の認識や経験を共有していることを相手に示す(相手が世界を見るように見て、相手が感じるように感じ、相手が聞いているように聞く)
あの日、上司から言われたことは、しっかり信頼関係を作ってから、あーだこーだ言いなさいよということだったのでしょう。
スリランカにいます。
この異文化の中で、同僚と信頼関係を作ることに力を注いでいます。
どこまで来てるのか…›_‹
悪くはないと思うんだけど、何か欠けているのは間違いない。
毎日試行錯誤。
こんな毎日、日々学びあり^^